| 超高齢化社会に向かっている日本ですが、三鷹市でも高齢化率は徐々に上昇してきています。”終活”とか”老い支度”という言葉をちまたで耳にすることも増えてきています。 皆さんは最期をどこで迎えたいと考えていますか? おそらく多くの方は病院のような無機質なところではなく住み慣れた自分の家で過ごしたい、できれば最期まで家にいたいと考えているのではないでしょうか。 しかし、病気や一人暮らしを理由に「自分の家で亡くなるなんて無理」と思っている方も多いと思います。よく考えてみると、数十年前までは自宅で亡くなるのが当たり前な時代でした。今は病院で亡くなるのが当たり前になっていますが、多くの方が自宅で過ごしたいと望まれていることなどから在宅医療というものが広まってきています。 通院できない方のところに医師や看護師が訪問し日常の病気の管理や投薬を、そして具合が悪くなったときは臨時往診という形でお伺いし診察や注射、点滴を行い、ご希望のある方には介護保険制度の力も借りつつ自宅でのお看(み)取りまで寄り添っています。 現在、市内にはこの在宅医療を行っている医療機関(クリニックや訪問看護ステーション)がいくつもあります。もし皆さんが「最後まで自分の家で過ごしたい」とお考えならば一度かかりつけの先生に相談してみてはいかがでしょうか。 |
2025年10月19日